コラム
2025.07.15
金価格高騰中!!
7月14日の金相場が大幅に上昇しています。純金の店頭小売価格が1グラム17,609円と、前日比プラス325円。金価格の上昇は主に世界情勢の不安定化が背景にあり、ウクライナ紛争や中東情勢の緊迫化などの地政学的リスクが高まると、投資家は安全資産である金に資金を移す傾向があります。また、昨今のトランプ関税問題への懸念や世界的なインフレ圧力も金需要を押し上げているようです。さらに、各国中央銀行が外貨準備の分散化を図る中で金の購入を続けていることや、スマートフォンなどの電子機器需要拡大により工業用途での金需要が増加していることも価格上昇を支えています。今後も金価格は希少性の高さから上昇が期待できますが、短期的には大きな値動きもありそうです。